こんにちはjunです。
持続化給付金を電子申請するための資料が準備できたので、今回は電子申請してみてわかったことをレポートしていきます。
フリーランスの持続化給付金の概要に関しては、前回のBlogをご覧ください。
6/2追記:本日振り込みを確認しました。申請してから2週間以内の入金でした。思っていたよりかなり早く振り込まれました。
申請に必要な書類
それでは申請に必要な書類を再度確認していきましょう。
個人事業主の場合
1-1. 確定申告書類(青色申告):確定申告書第一表(1枚)と所得税青色申告決算書(2枚)
1-2. 確定申告書類(白色申告):確定申告書第一表(1枚)※収受日付印が押されていること。
2. 2020年分の対象とする月(対象月)の売上台帳等:対象月の売上台帳等
3. 通帳の写し
4. 本人確認書の写し
ポイントは、1の青色申告か白色申告かと、2の売り上げ帳簿です。
青色申告でe-tax申請しているなら、送信後に保存するよう求められる『確定申告書第一表』と『所得税青色申告決算書』をPC等に保存していれば準備期間を短縮できます。
2の売上台帳は、日々自身でつけている帳簿をコピーするか、今回を機会にexcelでつけ始めればそのコピーでOKです。
それでは申請へ進んでいきましょう。
電子申請の流れ
申請のリンク先へ行くと、まずはメアドを登録します。
メアドの登録が済むと今度はIDとパスワードを設定します。
今後このIDとパスワードでマイページにログインしますので必ずメモ等に控えましょう。
宣言
登録が終わると『宣言』画面へ移行します。
給付対象要件を満たしているかはよくチェックしましょう。
大まかなポイントは、『2019年以前から事業をスタートしていて』、『新型コロナウイルス感染症によって月の売り上げが前年比50%以上減少している』が、『今後も事業を継続しようとしている』かどうかです。
基本情報入力
先に進んでいくと『基本情報入力』の画面になります。必要事項をすべて入力していきます。設立年月日などの忘れがちな情報の入力もありますので、事前にご自身の事業について再度確認しておきましょう。
特例適用の選択
次に、『特例適用の選択』の画面に移ります。
ここでは『申請に必要な書類』で確認した、前年度の決算内容で申請するかどうかを選択します。事業を始めてもない方などは、それぞれの項目を選択して『特例手続き』へ移っていきます。今回は『一般的な申請方法』で進んでいきます。
売上入力
次の画面は『売上入力』です。
前年度の売上や50%以上減少している『任意月』の売上を入力していきます。
入力すると給付額が自動計算されます。画面上では端数が切り捨てされた金額が表示されますが、後日切り捨てされた金額は追加給付されるそうです。送金の手間と送金手数料の莫大なコストは考えていないようですね。
6/2追記:私の場合は端数も含め入金されていました。
添付書類
次の画面は『添付書類』のアップロードです。
ここでちょっとした問題が発生。
事前画面で確認していた必要書類の中に『確定申告書第一表』があったのですが、私は電子申請していたので、送信時に保存するよう促されるためpdfで保存していたのですが、この場合税務署の受領印が押されていないため(当たり前ですよね。電子なんですから)別途、受信確認メールを添付するよう注意書きがありました。
すぐにe-taxサイトにログインして受信メールをスクショし添付しました。
最終確認
提出書類のアップロードが終わると最終確認画面に進みます。
入力内容をもう一度確認し、『申請』。
まとめとポイント
最後におさらいです。
全体を通しての感想は、必要書類も電子申請も比較的わかりやすく簡素化されていました。この点は『素早く!』政府の本気度が伝わってきます。
ただ、制度の対象や範囲、金額に関しては狭く低いと感じざる負えませんでした。最大200万円ということは、スタートアップや零細企業を想定していると思います。
それらの企業が企業努力で売り上げ減少を防いだら対象から外れてしまう点は、今後別な形で財政支援していただきたいと思います。
押さえておきたいポイント
・1度しか申請できないので、任意月を何月にするかよく検討しましょう。
・電子申請サイトは常に保存されているため、まずは途中まで入力して、準備した情報が足りなければその都度用意しましょう。
6月中旬頃には支給されるとのことなので、支給されたら追加報告します。
6/2追記:本日振り込みを確認しました。申請してから2週間以内の入金でした。思っていたよりかなり早く振り込まれました。
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