2020年6月度の投資結果と総評

株式投資

6月は5月から引き続き、米国を筆頭にブラジルなどの南米やインドなどのアジアエリア、南アフリカなどアフリカエリアなど、先進国から新興国へ新型コロナウイルスの感染が拡大。
ただ、5月以前とは異なりロックダウンは解除され経済活動再開は加速。その中で、経済指標とは乖離しテクノロジー関連株を中心に株価は上昇を続けている。

国内市場

6月1日終値 日経平均:22,062.39円 TOPIX:1,568.75ポイント
6月30日終値 日経平均:22,288.14円 TOPIX:1,558.77ポイント
騰落率 日経平均+1.02% TOPIX:-0.64%

日経平均
年初来高値の24,115.95(2020年1月17日)まであと8.2%
年初来安値の16,358.19(2020年3月19日)からは36.2%上昇

TOPIX
年初来高値の1,745.95(2020年1月20日)まであと12%
年初来安値の1,199.25(2020年3月17日)からは29.97%上昇

急速に戻した5月までとは状況が変わり、戻りのペースが鈍化。TOPIXにおいては戻る展開に。経済活動は再開したが、徐々に経済実態が表面化。

国内株 売却銘柄

銘柄名コード平均取得単価売却単価損益
リソー教育471426830714.5%
メディネット237042112266.6%
住友化学400531635010.7%
オンコセラピー・サイエンス45646912073.9%
ソレイジアファーマ459712217039.3%
ブロードメディア434710412116.3%
SAMURAI&J PARTNERS476410712012.1%
フォーバルリアルエステート942311013119.0%
住石ホールディングス15141151269.5%
日本コークス3315536726.4%

5月度に売却できなかった銘柄を売却。また、バイオ関連のメディネットとオンコセラピーを売却。4月ころまでは割安だったバイオ関連銘柄は軒並み物色され高値に。しばらくバイオ関連は静観。

6月はPER15倍以下、PBR1倍以下で、高EPS銘柄をスクリーニングして購入。

北米市場

6月2日終値 ダウ工業株30種平均:25,737.55ドル ナスダック:9,552.05
6月30日終値 ダウ工業株30種平均:25,812.88 ナスダック:10,058.77
騰落率 ダウ平均:+0.29% ナスダック:+5.3%

米国株 売却銘柄

銘柄名ティッカー平均取得単価売却単価損益
アクセンチュアACN171.08200.5217.2%
ディスカバーファイナンシャルサービスDFS36.0048.334.1%
エコラブECL173.45211.3721.8%
ウォルトディズニーDIS103.00116.3412.9%
マイクロソフトMSFT158.13182.815.6%
エマソンエレクトリックEMR50.0060.8521.7%
ジョンソンコントロールズインターナショナJCI29.003313.7%
クアルコムQCOM74.88513.6%
ゼネラルダイナミックスGD140.00164.3717.4%
ゼネラルエレクトリックGE7.008.521.4%
ビザV180.0020011.1%

6月の売却は、3月と4月に購入し、その後押し目買いを5月に行って10%以上利益が出た銘柄を益出ししました。

5月以前と異なる点は、ダウは上昇幅が縮小し他一方、ナスダックは上昇を続けています。実体経済を反映しやすいダウ工業株は、実体経済の不透明感が解消されない限りこれ以上の大きな戻りは期待できないのかもしれません。
一方市場には資金があふれていますので、その資金はハイテク株へ流れていると推測されます。ロングポジションの私としては、割高になっているハイテク株へ投資する流れに乗るよりは、割安になっている銘柄への長期投資を続けていきます。

翌月以降の戦略

5月までの戻り相場から、実体経済が徐々に株価に反映されてくる流れになってきている。
一方市場には資金があふれているため、その資金の向かう先がハイテク株と現物資産の金や銀に動いている。
北米南米を中心に新型コロナウイルスの感染者は増え続けているが、経済活動は徐々に再開されている。ロックダウンにより与えた経済への打撃の多さに、2度目3度目のロックダウンにはかなり慎重になると思われる。
国内でもそうだが、外国市場でも新型コロナウイルス関連のニュースでバイオ関連銘柄が爆謄している。
割安な銘柄へ押し目買いを念頭に投資を継続し、投資可能な範囲のバイオやヘルスケア、ハイテク関連銘柄へ短期を念頭に投資していく。

コメント

タイトルとURLをコピーしました