2020年9月度の投資結果と総評

資産運用

9月はヨーロッパ地域で新型コロナウイルスの感染が再び拡大するなどの影響がいまだに残る。
11月の米国の大統領選挙の動きも本格的になり、株価の動向も年末に向け不透明さを増している。
それを象徴するかのように、市場をけん引していたハイテク関連株が9月上旬に最高値を更新後下落トレンドへ。ダウ平均やS&P500はコロナ前の高値をいまだに更新できずにいる。

国内市場

9月1日終値 日経平均:23,138.07円 TOPIX:1,615.81ポイント
9月30日終値 日経平均:23,185.12円 TOPIX:1,625.49ポイント
騰落率 日経平均+0.2% TOPIX:+0.6%

日経平均
年初来高値の24,115.95(2020年1月17日)まであと3.6%
年初来安値の16,358.19(2020年3月19日)からは41.7%上昇

TOPIX
年初来高値の1,745.95(2020年1月20日)まであと6.9%
年初来安値の1,199.25(2020年3月17日)からは35.5%上昇

9月も国内市場は緩やかに上昇。大規模イベントの収容人数制限緩和などの動きが報じられる。
ただ、中小企業の倒産件数が前年同月比20%以上増加。今後企業存続型の融資などが段階的に廃止されていく過程で、倒産件数はさらに増加する懸念が表面化。

国内株 売却銘柄

銘柄名コード平均取得単価売却単価損益(%)
インド株式指数・Nifty167812214720.5
エスイー342325729514.8
住友化学400532836110.8
丸文75374584927.4
インプレスホールディングス94791461588.2
イソライト工業53584354697.8
東洋建設1890393421.27.2
日本アジアグループ37513023278.3
技研ホールディングス14432853129.5
フュートレック24683724079.4
OSJBホールディングス59122312476.9

国内株の低ボラにより、9月より投資ルールを変更。7%以上の乖離で追加投資と売却。

結果、売買銘柄数増加。

そのほかのルール変更はなし。1株300円以下でPBR1倍以内かつPER15倍以内かつ継続5年以上3%以上配当の銘柄。

北米市場

9月1日終値 ダウ:28,645.66ドル ナスダック:11,939.67
9月30日終値 ダウ:27,905.08ドル ナスダック:11,167.51
騰落率 ダウ:-2.59% ナスダック:-6.47%

ダウ
年初来最高値の29,348.10ドル(1月17日)まであと4.91%
年初来最安値の18,591.93ドル(3月23日)からは50.0%上昇

ナスダック
年初来最高値を更新 12,056.44(9月2日)
年初来最安値の6,631(3月23日)からは68.4%上昇

米国株 売却銘柄

銘柄名ティッカー平均取得単価売却単価損益(%)
メルクMRK76.998611.7
コカコーラKO47518.5
マーシュ アンド マクレナンMMC105.9711710.4
アバングリッドAGR44.9649.339.7

9月に入りNASDAQは史上最高値を更新したが、月末にかけて下落。ダウ平均も月末に向け下落。大統領選を控え、ここの所実体経済と乖離した株価上昇に一旦利益確定の売りが先行している様子。

翌月以降の戦略

歴史的な株価下落から半年が経過し、各社本決算や四半期決算を迎え、徐々に新型コロナウイルスショックが業績に与えている数値的事実が明らかになってきた。

今後ますます明暗が分かれ、株価に反映されてくることが容易に想像できるが、一方でボラティリティは数か月前と比べると低下してきているので、引き続き上下7%で利確・買い増しを継続していく。

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